【指数競馬】重賞予想

独自指数で重賞の芝レースを予想します

2021宝塚記念G1 全馬指数

今週は宝塚記念を予想する。

阪神2200mで行われるG1だ。

 

指数一覧

  • 出走馬15頭の指数を算出した。
  • 近4走最大指数1位はクロノジェネシスで90。続いてレイパパレが指数2位で86。
  • 優勝想定ラインは85に設定する。クリア馬はクロノジェネシスとレイパパレだ。この2頭の指数は破格で、事実上の一騎打ちと考えて良いだろう。1,2着争いと、3着争いが別のレースとして行われるようなイメージだ。
  • 3着もカレンブーケドールとアリストテレスの一騎打ちか。指数5位以下はG2,G3レベルであり実力では足りないため、展開や馬場の助けがいる。

 

JRA芝近4走最大指数

1位 クロノジェネシス   90

2位 レイパパレ      86

3位 カレンブーケドール  81

4位 アリストテレス    80

5位 ユニコーンライオン  79

5位 モズベッロ      79

7位 ミスマンマミーア   77

8位 カデナ        75

9位 キセキ        74

10位 アドマイヤアルバ    73

11位 ワイプティアーズ     70

12位 シロニイ         66

13位 メロディーレーン     63

 

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クロノジェネシス90

近4走指数ベストは4走前の宝塚記念で90。

近6走指数は82→81→90→85→83→海外。

6走前の京都記念は指数82で当時のベスト更新。

このレースは時計のかかる重馬場であり、血統要因から振り返ると、バゴ×クロフネは重い馬場では抜群に良いはずである。秋華賞も稍重馬場で好走しているし、重馬場に適性があるのは間違いない。したがって、成長分と馬場適性で指数を大幅に伸ばしたと言える。

5走前の大阪杯は得意条件とは言えない高速馬場で指数81と伸びなかった。

そして、圧巻だったのが4走前の宝塚記念であり、指数は90と破格。

宝塚記念で好走したのは、得意条件のスタミナ比べだったことと、追い切り抜群で成長分があったことが要因。この得意条件で指数90を出せたことで、やはり大阪杯の81は苦手なりの結果だったということで納得ができる。

そして2走前の天皇賞・秋では、指数85と好走した。展開が向いたのもあるが、高速馬場の瞬発力勝負という苦手条件で指数85(超G1級)を出せるあたり能力は圧倒的だ。しかも、古馬になっての初輸送を気にして完調ではなかったし、そんな中での85は圧巻。

2走前の有馬記念は指数83とやや落とした。勝利はしたもののサラキアには手応えで負けており、得意条件の時計のかかる馬場であることを考えたら物足りなかった。レース間隔を空けた方が良いタイプなので、天皇賞・秋で激走した反動が出たのもあるが、ピークはやはり昨年の宝塚記念だったように思う。

前走のドバイシーマクラシックは海外競馬なので指数は無い。ただラブズオンリーユーにクビ差しかつけていないことを考えると、指数としては80弱ぐらいでは無いか。これまでのパフォーマンスと比較すると物足りないが、初の海外輸送や芝が堅かったことを考えたら、そこまで懸念するところではない。

さて今回だが、追い切りを見る限り状態は抜群。また、良馬場でもそこそこ時計のかかる今の阪神競馬場もあっているし、現状の能力は確実に発揮できる。昨年ほどの能力は無いとしても、今回のメンバーでは明らかに能力上位であり、指数85程度を想定し本命とする。雨が降って時計のかかる馬場になっても良いし、現状の阪神なら良馬場でも全く問題はない。

 

レイパパレ86

近4走指数ベストは前走の大阪杯で86。

近4走指数は67→73→77→86。

デビューから6戦6勝で指数も安定して右肩上がり。

ここ3戦の指数の上げ幅も6ポイント、4ポイント、9ポイントと大きい。

4走前の2勝クラスを指数67、3走前の3勝クラスを指数73で突破しOP入り。

2走前のチャレンジCでは指数77とベスト更新。ここで無敗の重賞勝利となったが、斤量53kgとスローペースで先行し展開的には非常に恵まれていたことを考えると、まだそこまで評価は高くなかった。

前走の大阪杯では指数86とベストを大幅更新。斤量2kg増に対応して破格の指数を叩き出し無敗の大阪杯馬となった。59.8-61.8の前傾ラップを逃げきっており、マイペースを刻んだとは言え強い内容だった。とは言え、前走の大阪杯は全馬の末脚が削がれる極悪馬場×マイペースの単騎逃げということでどこまで再現性があるかは疑問が残る。

さて今回だが、まだ成長途上であることと、今回の追い切りも抜群であることを考えたら、まだ上昇は可能だ。能力は申し分なく、クロノジェネシスとの一騎打ちになることは間違いなく直近の勢いを考えたらクロノジェネシスを喰らい一気に現役最強馬に躍り出る可能性も十分に考えられる。

ただ、今回はクロノジェネシスを本命、レイパパレを対抗と印を打つことにした。どんな馬場でも好成績を残した実績のあるクロノジェネシスと、前走の特殊馬場で一度だけ高指数を出したレイパパレを比較した時に、前者の確実性を高く評価したということだ。レイパパレは前走指数は十分評価に値するが、特殊レースということで完全に鵜呑みにはせずに、指数84程度を想定する。

ちなみにレイパパレは、晴れて良馬場になっても現状の良馬場でもそこそこ時計のかかる馬場ならパフォーマンスを落とすことはなさそうなので、晴れても雨でもどっちでも良い。

 

カレンブーケドール81

近4走指数ベストは4走前のジャパンCで81。

近4走指数は81→77→78→77。

4走前のJCではオールカマーを叩いた上積みもあり指数81とベストタイである。昨年のJC(53kg)と指数は変わらないが、斤量は55kgになって同指数なので成長分はあり。

3走前の有馬記念では最後は苦しくなって指数77と落とした。

2走前の日経賞では完調手前で指数78と平凡だった。

前走の天皇賞・春も完調手前かつ距離も長く最後は苦しくなって指数77と平凡だ。

さて今回だが、近2走と比べると仕上がりは良好。距離も適正距離の中距離に戻ることで、現状の能力は発揮できるだろう。ベスト時相当の指数81を想定して3番手評価とする。

 

アリストテレス80

近4走最大指数は4走前の菊花賞で80。

近4走指数は80→77→60→77。

4走前の菊花賞は世代最強馬コントレイルと併せ馬になったことで、最大限のパフォーマンスを発揮して指数80と跳ね上げた。指数的には菊花賞で跳ねあげているが、ここで急成長したわけでは無い。菊花賞以前からこの程度の力は持っていたが、相手に恵まれず低値が続いていたということだ。

3走前のAJCCでは指数77。菊花賞からは若干下げているが、条件最悪の不良馬場かつ相手弱化の中、勝ちきっているので問題はない。

2走前の阪神大賞典では重馬場の3000mで最後まで脚が続かず指数60と大幅に落とした。重馬場の3000mでは能力を発揮できる馬の方が少ないし、ここは度外視で良い。

前走の天皇賞・春は距離は伸びたが、良馬場になったことで最後までスタミナが持った。それでも、時計のかかる阪神3200mではやや力不足で指数は77と平凡。

さて今回だが、近走は長距離戦で終いが甘くなっていたことを考えると距離短縮は良い方に働く可能性が高い。状態は前走から変わらないが、距離短縮でベスト時の指数80程度まで伸ばすと想定し4番手評価とする。

 

ユニコーンライオン79

近4走指数ベストは前走の鳴尾記念で79。

近4走指数はダート→67→70→79。

2走前の弥彦Sで指数ベストを更新しOP入りを決めた。

そして前走の鳴尾記念は指数79と大幅に伸ばし重賞勝利。状態は非常に良かったのはあるが、62.9-57.8と4.1秒後傾の超スローペースを逃げて展開利を受けているので指数ほど評価できず。

さて今回だが、ドスローだった前走の再現性はないし、斤量も2kg増える。指数は75程度までと想定し消しとする。

 

モズベッロ79

近4走指数ベストは前走の大阪杯で79。

近4走指数は52→73→70→79。

生涯指数2位は7走前の日経新春杯で78。ただし斤量は52kgだった。

4走前の有馬記念では完調手前で指数52の低値。

3走前のAJCCでは有馬記念以上には仕上がるがまだ完調手前で指数は73と平凡。

2走前の京都記念では仕上がりは良かったが指数は70と低値。

前走の大阪杯では得意条件の極悪馬場となり、他馬が脚を削がれる中で、末脚を伸ばし指数79とベスト更新。

さて今回だが、前走の指数は特殊馬場のため再現性は低い。指数は75程度までを想定して消しとする。土日で雨が降って極めて時計のかかる馬場(上がり37秒程度〜)になれば、前走並みの指数を想定して抑えまではある。それでも、カレンブーケドール、アリストテレスには能力で劣るので、馬場を味方につけた上でなんとか3着に入れるかといったところだろう。

 

ミスマンマミーア77

近4走指数ベストは4走前の日経新春杯で77。

近4走指数は77→59→74→65。

4走前の日経新春杯では、最後方から大外一気が決まり、指数ベストを大幅更新の77。斤量52kgで展開がはまったこともあり高指数となった。

3走前のダイヤモンドSでは距離3400mが長く指数59と落とした。

2走前の大阪ハンブルクCでは後方待機から差しが決まる展開が味方し指数74と好走した。斤量は53kgだった。

前走の目黒記念は指数65の低値だが、ドスローの前残りレースを後方から差し遅れたためであり、度外視でいい。

このように後方での展開待ちで、差しが決まれば好走できるが安定感はない。

さて今回だが、仮に差しが決まる展開になったとしても能力的に足りない。ベスト時の日経新春杯からは4kg増であり、指数は最大で73程度までを想定し消しとする。

 

カデナ75

近4走指数ベストは前走の安田記念で75。

近4走指数は66→70→72→75。

生涯指数1位は8走前の大阪杯で79、2位は9走前の小倉大賞典で78。ちょうど1年前にピークを迎えていた。

ただそこから急激に下降傾向に入り、近4走は75以下の低値続き。直近高値の前走も武豊騎手の好騎乗によるものだ。現状の能力で重賞では通用しなく、指数72程度を想定して消しとする。

 

キセキ74

近4走指数ベストは2走前の金鯱賞で74。

近4走指数は72→68→74→海外。

生涯ベストは2018年JCで指数84。超高速スケートリンク馬場の成績であり当時は確実に高速マイラーだった。一方で、年齢を重ねるごとに時計のかかるタフな馬場もこなすようになってきており、今回のような時計のかかる馬場は特に問題はないだろう。

4走前のJCでは大逃げで自爆し指数は72の低値。ここは度外視でいい。

3走前の有馬記念は指数68と低値。捲ったクロノジェネシスについて行って脚が無くなってしまった。クロノジェネシスは最後まで持っているので度外視は不可でここは力負け。

2走前の金鯱賞は指数は74と平凡だが、スローの前残りレースを最後方から運び脚を余しており度外視でいい。

前走のQE2Cで4着と好走した。海外レースなので指数はない。

キセキは昨年の宝塚記念で指数80と好走しており、能力が当時のままなら好走は可能である。ただ、その後は度外視可能なレースが多いとは言え、平凡な指数続きだ。おそらく年齢的にも下降線に入っているし、折り合い不安や出遅れ不安もあるので、指数は最大で77程度と想定し消しとする。

 

アドマイヤアルバ73

近4走指数ベストは前走の目黒記念で73。

近4走指数は66→63→64→73。

4走前〜2走前にかけては指数70以下の低値続き。

前走の目黒記念では指数73と好走したが、ドスローの展開と53kgの斤量に恵まれての指数で再現性は薄い。

さて今回だが、斤量は58kgとなるので好走は難しい。指数70以下を想定して消しとする。

 

ワイプティアーズ70

近4走指数ベストは前走の鳴尾記念で70。

近4走指数は69→68→65→70。

近4走は指数65〜69と安定傾向で、能力的には3勝クラスでやや足りないレベル。

指数ベストの前走、鳴尾記念は先行有利の展開に恵まれたがそれでも指数は70と低値だ。

さて今回だが、近走から特に上積みも無いし、指数は70以下を想定して消しとする。

 

シロニイ66

近4走指数ベストは3走前の松籟Sと2走前の阪神大賞典で66。

近4走指数は63→66→66→45。

3走前と2走前の指数66で2勝クラスレベル。現状の能力では足りず、指数70以下を想定し消しとする。

 

メロディレーン63

近4走指数ベストは4走前の松籟Sで63。

近4走指数は59→66→63→60→55→49。

4走前の指数63で2勝クラス掲示板レベル。現状の能力では足りず、指数70以下を想定し消しとする。

 

まとめ

今回のレースはクロノジェネシスとレイパパレの一騎打ち。現役最強馬のクロノジェネシスVS6戦無敗で大阪杯を制したレイパパレ。2021年上半期を締めくくるには相応しい対決だ。

どちらを本命にするかは非常に迷ったし、馬券も単系ではなく連系で攻める可能性はあるのだが、どちらか一方に印をつけるとしたら、クロノジェネシスを本命にしたい。

クロノジェネシスは時計のかかる馬場でも高速馬場でも安定して好指数をマークしてきた実績馬で能力は測りやすい。一方、レイパパレの好指数は前走のみである。その前走が極悪馬場×マイペースの単騎逃げという特殊レースだったので再現性が微妙と判断した。

さて、順当に行けば1,2着はこの2頭で良く、次いでカレンブーケドールとアリストテレスの3着争いになるだろう。あとは、極悪馬場になればモズベッロの逆転があるといったところだろうか。

馬券的には人気から入ることになるので、1,2着の順番を決め、3着を1頭に絞り込めればそこそこ配当は得られそうだ。逆に1,2着を順不同も3着も2〜3頭選択したら、配当は微妙になってしまうので、ある程度決め打ちで期待値を取りに行くのが良さそうか。あとは、当日のオッズ、馬場、馬体重を見て結論を出したい。