【指数競馬】重賞予想

独自指数で重賞の芝レースを予想します

2020宝塚記念G1 全馬指数・追い切り分析

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カープのユニフォーム4着持っているんだけど、前田健太、前田智徳、新井貴浩、鈴木誠也と今いるの一人しかいない。ということで、最近活躍中の西川龍馬のユニフォームを購入した。そして3150Tシャツも購入した。

 

さて、今週の対象レース(芝・古馬・重賞)の予想記事を書いていこう。

今週は宝塚記念を予想する。

阪神芝内回り2200mで行われる春のグランプリだ。

フルゲート18頭での出走となった。牝馬はクロノジェネシスとラッキーライラックで56kg、他16頭が牡馬orせん馬で58kgを背負う。

 

指数一覧

G1級の基準である80オーバーが7頭とハイレベルな一戦。春のグランプリを決めるにふさわしいメンバー構成だ。優勝想定ラインは83とG1としても高めに設定する。3着内推定ラインは80程度とする。追い切り分析はABC3段階評価。

 

JRA芝近4走最大指数

1位 グローリーヴェイズ   84 A

2位 ラッキーライラック   82 A

2位 クロノジェネシス    82 A

4位 サートゥルナーリア   81 A

4位 ワグネリアン      81 B

4位 スティッフェリオ    81 B

7位 ブラストワンピース   80 B

8位 カデナ         79 B

9位 ペルシアンナイト    78 B

10位 キセキ          77 B

10位 メイショウテンゲン    77 B

10位 モズベッロ        77 A

10位 トーセンスーリヤ     77 A

14位 トーセンカンビーナ    76 A

15位 レッドジェニアル     75 A

15位 ダンビュライト      75 B

17位 アフリカンゴールド    73 B

18位 アドマイヤアルバ     67 B

 

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前走を見ると天皇賞・春組が6頭、大阪杯組が5頭出走している。

回顧を貼っておくので参考にすると良い。

www.keibashisuu.com

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馬場予想

宝塚記念は3回阪神開催の8日目に開催される。今回の阪神開催は6日目までがAコース、今週からがBコースとなる。したがって、馬場の重さは参考になるが、内伸び外伸び、先行有利差し有利に関しては実際に見てみないとわからない。現時点では位置取りの有利不利は検討しない。

馬場の重さに関してみると先週の米子ステークス(オープン特別・マイル)で1分32秒7の時計が出ている。マイルG1なら1分32秒フラットぐらいの時計の出る馬場で、馬場の重さとしては平均レベルと言ったところ。

ただし、阪神内回り2200mは高速適性が問われるコースではないので、基本的にはスタミナが持続力が問われる展開になるだろう。また、土曜日の深夜から日曜日の明け方にかけて雨予報がある。結構な雨量なので、馬場としては稍重から重ぐらいになるのではないか。

したがって、重たい馬場かつ2200mというタフなコースから、スタミナが要求されるレースとなる。また、阪神2200mは非根幹距離だし、内回りで直線も短くトリッキーである。リピーターの好走が目立つレースということもあるので、グランプリでの好走経験なども重視したい。東京2400mなどの王道コースでの好走は参考外の可能性が高いということだ。

 

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展開予想

出走馬18頭の内、逃げそうなのはダンビュライトかキセキ。いずれも前走は天皇賞・春で、キセキが逃げてダンビュライトが2番手を追走している。この2頭は1000mの距離短縮ということで今回ペースを上げることは考えにくい。キセキが折り合いがつかず暴走する可能性はあるが、基本的にはスローペースの想定でいい。ただし、阪神2200mは内回りで、瞬発力よりも長く脚を使う持続力勝負になりがち。スローペースだが、残り1000m、800m程度からペースが上がってロングスパート戦のスタミナ比べになるだろう。

したがって、馬場的にも展開的にもスタミナが要求されるレースということで、スタミナ適性のある馬を能力通り選択していく。

それでは全馬分析を始める。追い切り評価はABCの3段階。各馬の過去との比較で評価をつける。抜群の追い切りでもいつも抜群なら追い切り評価はBになるし、最低の追い切りでもいつも通りならBになる。あくまで各馬の縦の比較で、追い切りによる上積みがあるかを評価する。

 

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グローリーヴェイズ84

能力分析

指数ベストは3走前の天皇賞・春(2019)で84。

近5走指数は75→77→84→69→海外だ。

5走前の菊花賞では75と当時の自己ベストを更新。

4走前の日経新春杯でも77と指数ベストを更新したが、デムーロ騎手の好騎乗もあったし斤量も55kgと軽かったことから、実質ここでは成長していない。ただし、勝ってはいるので、これ以上指数を出す必要がなかったとも取れる。

3走前の天皇賞・春では斤量58kgを背負いながら指数84と破格。フィエールマンとの叩き合いには敗れたが、かなりの強さを示している。

2走前の京都大賞典は指数69と大幅ダウン。休み明けとは言え追い切りは十分だったし、直線狭くなったけれども、言い訳できるレベルには思えなかった。このレースでの敗因が不明であり、急に凡走する怖さはある。

前走の海外G1香港ヴァースではラッキーライラック、ディアドラらG1級の馬に勝っているし2着には0.6秒差の完勝、指数としてもベストに近い84ほどは出ているだろう。

さて、この馬の評価だが、まず持ち指数の84はG1としても破格である。昨年84を超える指数を出したのはフィエールマン(84、天皇賞・春)、グローリーヴェイズ(84、天皇賞・春)、アーモンドアイ(86、天皇賞・秋)、リスグラシュー(89、有馬記念)の4頭だけであり、いずれも超G1級の馬ばかり。まずこの馬が能力を出し切れれば、今回のメンバーで対抗しうる馬はいないだろう。ただし、気になるのは京都大賞典の惨敗。このレースの敗因は不明である以上、今回も急に凡走するリスクを考慮する必要はある。

また、ドバイの空遠征で少なからずローテーションは狂っているだろうし追い切りは十分確認したい。以上より、能力は最上位だが、ムラ傾向、ローテーションの狂いなど不安要素もあるので、対抗以下の評価としたい。

追い切り分析

約6.5ヶ月ぶり。美浦坂路で4本、南Wで4本追い切り。

1週前は南Wで直線強めに追って、5F65.5秒、1F12.3秒と抜群の時計。

最終追い切りも南Wを馬也で、5F65.7秒、1F12.5秒と抜群だ。

この2本の全体時計は自己ベストワンツーだし上積みあり。

ドバイ後は早くからここ目標で乗り込んでいるようで仕上がりも万全だ。

追い切り評価A。

 

ラッキーライラック82

能力分析

指数ベストは前走の大阪杯で82。

近6走指数は80→76→81→海外→78→82だ。

6走前のヴィクトリアマイルでは80の高指数で0.1秒差の4着と好走。

5走前の府中牝馬ステークスでは前哨戦仕上げで76と指数を落とした。

4走前のエリザベス女王杯ではしっかり仕上げて再び81の高指数だ。スローの超瞬発力勝負になったので、距離は問われておらず、瞬発力勝負を得意とするこの馬に非常に向いたレースだった。

3走前の香港ヴァーズは指数は出していないが、グローリーヴェイズの2着ということで、80近くは出ているだろう。G1では比較的安定して指数80を出せる馬という認識で良い。

2走前の中山記念は前哨戦だが、前哨戦の中ではかなり仕上げた方であり、府中牝馬ステークスよりは高指数の78だった。

前走の大阪杯では叩いた上積みもあり、瞬発力勝負が向いたこともあり指数82とベストを更新だ。デムーロ騎手の完璧な競馬だったのも好指数の要因だろう。

さて、ここまで振り返ったように、この馬の最高の舞台は超瞬発力勝負。今回のレースは瞬発力勝負ではなく、時速力勝負である。まず、向かないと思った方が良い。

指数としてもベストほどでは走れず、最大で80ぐらいまでと見積もる。能力はあるが、持続力勝負は向かないという観点から評価を下げ、最大で抑え程度までとする。

追い切り分析

中12週。CWで6本追い切り。

1週前は一杯に追って、6F79.3と抜群の時計。ラスト1Fを12.1秒にまとめたのも優秀だ。

1週前で仕上がったのか、最終追い切りは馬也から末脚を確認する程度で、6F83.2秒、1F11.4秒の終い重点追い切りだ。ラストの伸びは抜群だ。

ここ目標に仕上がり万全で、前走と比べても同じかそれ以上。状態抜群で追い切り評価A。

 

クロノジェネシス82

能力分析

指数ベストは2走前の京都記念で82。

近5走指数は72→76→76→82→81だ。

5走前のオークスは72で、3歳春の牝馬ということを考えれば十分な指数だ。

4走前の秋華賞では休み明けで好走し76の高指数。

3走前のエリザベス女王杯でも76と自己ベストタイで好走したが、古馬の壁に跳ね返された。

2走前の京都記念では自己ベストを更新し82の高指数だ。

このレースは時計のかかる重馬場であり、血統要因から振り返ると、バゴ×クロフネは重い馬場では抜群に良いはずである。秋華賞も稍重馬場で好走しているし、重馬場に適性があるのは間違いない。ということで、成長分と馬場適性で指数を大幅に伸ばした。

そして、前走の大阪杯では指数81と好走。追い切りも過去最高級に良かったことで、斤量1kg増と瞬発力勝負でも好走できた。2歳戦から好走しており、かなり早熟と思いきや、近走でまだ成長しており化け物クラスの馬かもしれない。

今回は前走よりスタミナが問われる分は歓迎だし、非根幹の京都記念での好走実績もある。舞台は整ったし、指数ベスト更新で83ほどまで伸ばす可能性は十分にある。また、能力的には常に現状のベストを出し切れるタイプであり、ムラが少ないのも強く押せる好材料だ。

能力上位かつ舞台も合うしここは本命候補。

追い切り分析

中12週。CWで6本追い切り。

1週前は6F80.7秒の全体好時計で、3F37.6秒、1F11.6秒と終いの伸びは抜群。

最終は6F82.1秒とゆったり入ったが、 3F37.6秒、1F11.8秒と鋭く伸びている。

状態抜群だった前走と遜色ない仕上がりで状態は抜群、追い切り評価A。

 

サートゥルナーリア81

能力分析

指数ベストは4走前の神戸新聞杯で81。

昨年は安定して高指数を出しており、近6走の指数は、

78→72→81→78→80→79で、基本的には高いレベルで安定している。

1戦ずつ見ていこう。まずは、6走前の皐月賞。超絶ハイレベルな1戦で78の高指数だ。続くダービーでは皐月賞の消耗もあり指数を72と落とした。

そして、休み明けの神戸新聞杯で指数81と自己ベストを更新。瞬発力勝負で非常に強い競馬だった。

3走前の天皇賞秋では78と指数を落とした。レース間隔も詰まっていたし折り合いを欠いたためであり、度外視で良い。

2走前の有馬記念では55kgの軽斤量ではあるが、大外をぶん回したにも関わらず指数80の高値だ。ベストではないが、タフな馬場でも安定して高指数を出せており、馬場は問わないタイプとの認識で良い。

そして、前走の金鯱賞では指数79と好走している。前哨戦とは言え、58kgを背負ったにしては良いパフォーマンスであった。

さて、間隔が開いた方が良いこの馬にとって、今回のローテーションは良いし力を出し切ることができるだろう。グランプリコースの好走馬ということで、コース適性的にも評価できる。
まず力は出し切れるだろうから、同斤量の前走並みかそれ以上の指数で走れるだろう。指数としては80前後を想定する。この指数では相手関係ではそこまで抜けた存在ではない、むしろこの馬より強い馬はいっぱいいるし、能力的に考えて抑え評価程度が妥当か。

追い切り分析

中15週。栗東坂路で9本、CWで3本追い切り。

1週前CWでは馬也で6F79.9秒と全体好時計。1F11.3秒とラストの伸びも抜群だ。

全体時計は自己ベストを1.4秒詰めている。

最終は栗東坂路で51.3秒の好時計で2F23.9秒とラストも鋭く伸びている。

追い切り内容、本数ともに仕上がりに不安なしで、最高の仕上がり。追い切り評価A。

 

ワグネリアン81

能力分析

指数ベストは3走前の天皇賞秋で81だ。

近5走指数は77→78→81→79→76だ。

5走前の大阪杯77(2019)では当時では自己ベスト更新の77であり好走だ。

4走前の札幌記念でも指数ベスト更新の78と好走した。

3走前の天皇賞秋でも指数ベストを更新し、ついに81となるG1級の指数を出した。

ここまでは、自己ベスト更新続きの上昇傾向だ。

2走前のジャパンカップでは79と落としたが、得意では無い重馬場だったこと、そして、雨上がりで内側から水が捌けるため内伸び馬場だったのだが、外を回してしまったこと。この2点が指数を落とした理由なので、度外視可能だ。むしろこの条件の中でも79を出せたことを評価したい。

前走の大阪杯では、前々で決まった中でポジション取りが悪かったこと、仕上がりがレースの1週間前に来てしまい調整がうまくいかなかったこと。そもそも叩きが必要なこと。など様々な敗因が重なり指数を76と落とした。度外視で良い。

さて、今回だが、能力的にはベスト時の81程度、もしくは成長分でそれ以上の指数が出ることも期待できる。さらに、ベスト時高速馬場であるが、重馬場のジャパンCであれだけの走りができれば、スタミナが問われる分にも心配はない。能力的にはサートゥルナーリアより上だし、対抗候補レベルの評価をしたい。

追い切り分析

中12週。栗東坂路で6本、CWで4本、栗東芝で1本、栗東ダートで1本追い切り。

2週前、1週前とCWで長めに追っており、負荷は十分。

1週前は5F63.9秒と全体時計は抜群だ。ラスト1F11.8秒も秀逸で、ここで完全に仕上がったと言える。

最終追い切りは栗東芝。特殊なパターン。馬也で5F66.6秒と軽めに調整程度だった。

過去にも最終追い切りは負荷をかけずに好走してきているので、このパターン自体は問題ないか。

状態面に不安はなしで、力を出し切れる出来にある。追い切り評価B。

 

スティッフェリオ81

能力分析

指数ベストは前走の天皇賞・春で81。

近6走指数は76→69→53→63→75→81だ。

6走前のオールカマーは逃げてドスローの瞬発力勝負に落とし込むことが出来た。展開にも恵まれての好走だ。

5走前の天皇賞秋では先行したが、ペースが流れてしまい脚が溜まらずに凡走。指数も69の低値だ。

4走前の有馬記念でもペースが流れる中で先行してしまい、脚が溜まらず凡走。指数も53の低値だ。

3走前のAJCCではG1ほどの厳しい流れにはせずに楽逃げを決めることができたが、なぜか自らロンスパ戦を演出してしまう騎乗ミス。脚を溜めることができずに63の低値だ。

このように、5走前から2走前までは先行しているが、スローで脚が溜まれば好走。ペースが流れて脚が溜まらなければ凡走となっている。

2走前の日経賞だがいつものように先行せず、控える競馬を選択した。その結果タフなレースでも脚を溜めることができ、指数75と好走だ。最後一杯になって能力の全てを出し切れている。

前走の天皇賞・春ではCWで負荷をかけたことで長距離適性が開花したこと、ドスローのペースで脚を極限まで溜めれたことで指数を大幅更新し81だ。ベストポジションを取れたこともあるが、ここへきて強くなっている。

さて、今回だが、前走より距離短縮でペースは当然流れる。脚を溜めるのが難しくなることで、能力を出し切れないのではないかと考える。前走は非常に強かったのだが、再現性は薄いと判断する。前走より相手関係も強化されるし、今回は基本的に消し、最大で抑えまでとしたい。

追い切り分析

中8週。栗東坂路で10本、CWで1本追い切り。

1週前のCWでは6F84.6秒とゆったり入って、1F11.9秒と鋭く伸びた。

最終追い切りは栗東坂路で4F52.0秒と全体好時計ながらラスト1F13.0秒と失速している。

CWではもっと全体時計を出して負荷をかけて欲しかったところ。

また、坂路で失速していることからも坂のある阪神があっていないようにも思う。

まあ、状態自体は悪くないので追い切り評価はB。

 

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ブラストワンピース80

能力分析

指数ベストは4走前の札幌記念で80。

近7走指数は82→75→68→80→海外→78→73だ。

また、この馬の好走条件はタフな馬場なのでそれを頭に入れて指数の流れを見て欲しい。

7走前の有馬記念では3歳の12月にして82の高指数でこれが自己ベスト。雨が降って稍重馬場になったこともこの馬に向いていた。この時期に82という高指数を出すのはかなり早熟と言える。結果的に、ここがピークなので後はベストをどこまで維持できるかという話になる。

6走前の大阪杯は雨でタフな馬場になってのは良かった。ただ、最後は良い脚で差してくるも、物理的に厳しい位置取りからでは厳しく敗戦で、75と指数を落とした。

5走前の目黒記念は高速馬場が向かなかったことと59kgの重量がきつく68の低値。

4走前の札幌記念ではタフな馬場とイン突きの好騎乗もあり80の好指数だ。

3走前の凱旋門賞では重たい馬場は合っていたが、初めての海外競馬ということで、他に敗因があるだろう。59.5kgを背負ったのも厳しかった。

2走前のAJCCではタフな馬場が合っており、78と好指数だ。前哨戦仕上げなら十分と言える。

前走の大阪杯では高速馬場は走らないので順当に敗戦し、指数も73の低値だ。

さて、ここまで見て、高速馬場では指数を落として、タフな馬場で好指数を出す馬だということがわかる。今回はタフな馬場なので能力は出し切れるだろう。グランプリコースのリピーターという点も良い。

ただ、近走を見ると能力的には既に劣化していると思う。前走は高速馬場で度外視、2走前は休み明けで度外視、3走前は海外遠征なので度外視するとしても、4走前の札幌記念もそこまで良いパフォーマンスではなかった。有馬記念では大外ぶん回して82だったが、札幌記念ではインの良い位置から突き抜けて80だった。3歳冬からのピークもそこまで続かないし、基本的には劣化傾向であると考えて良い。今回斤量も札幌記念から1kg増えるし、能力的には78とかそこらではないか。

力を出し切れる舞台ではあるが、その力が落ちていると判断し、基本的に消し、最大で抑えまでとしたい。

追い切り分析

中12週。南Wで3本、美浦坂路で2本追い切り。

1週前の南Wでは直線一杯に追って、6F80.0秒の全体好時計。ラスト1F12.1秒もかなり優秀だ。

最終追い切りは5F68.3秒と緩めに入って、ラスト1F12.3秒と終い重点の追い切りだ。上積みこそないが、良い時の状態でレースに臨めそう。追い切り評価B。

 

カデナ79

能力分析

指数ベストは前走の大阪杯で79。

近5走指数は75→64→68→78→79。

5走前の新潟記念は当時自己ベストタイの75で3着と好走。新潟の長い直線で後方からでも勝負になったため好走できた。

4走前の天皇賞秋では前々で決まったので後方からでは差し届かず64の低指数。レースが流れたため脚が溜まらなかったのもある。

3走前の中山金杯は後方で脚を溜め、上がり最速の末脚を繰り出すも、物理的に届かず68の低値。

2走前の小倉大賞典ではベスト更新の78と好指数だ。

好走要因は重賞初勝利となった鮫島克駿騎手の好騎乗だろう。まず、4コーナーまでインで溜めて、外を回すことなく馬群を捌いて直線だけ外に出していった。まさに完璧な騎乗で、有馬記念のリスグラシュー&レーン騎手のようなワープだった。カデナ自身も小回り適性があるので、小倉も合っているのも好走要因ではあるだろう。このように全てが完全に上手くいっての78という好指数だ。ここまでは一発はまっただけだと思っていた。

前走の大阪杯では指数79とベスト指数を再度更新。イン突きがうまく行ったのもあるが、2走続けて78→79と高指数を続けておりこれはフロックではない。ここへきて本格化しているということだ。

さて、今回だが、近2走から1kg増であり、斤量増に対応しつつ指数を伸ばすにはさらに力をつけるしかない。小回り適性があるので内回りは良いだろうし時計がかかる分にも問題ないだろう。ただし、能力はせいぜい前走維持の79程度だろうし、基本的には3着内推定ラインに到達するのは難しいだろう。ただ、想定79で人気薄なら期待値的に抑える価値はあると思う(執筆時点で10番人気)。

追い切り分析

中12週。栗東坂路で5本追い切り。

1週前は一杯に追って、4F51.6秒と全体好時計。1F12.9秒は平凡だ。

最終でも一杯に追って、4F53.1秒、1F12.6秒といずれも平凡。

追い切りからは前走並みで変わり身なし。負荷自体はかかっており状態は整ったと言える。追い切り評価B。

 

ペルシアンナイト78

能力分析

指数ベストは4走前のマイルチャンピオンシップ(2019)で78。

近4走指数は75→78→海外→75→74

マイルチャンピオンシップは3年連続で出走しているが、2017年(3歳時)では81、2018年(4歳時)では80、そして2019年が78であることを考えると、ピークは過ぎており緩やかな下降線を描いている。

また、この馬は前哨戦ではパフォーマンスを落とす馬である。実際に5走前の毎日王冠はマイルCSの前哨戦として使い、指数も75の低値。そしてマイルCSでは叩いた上積みで78と伸ばした。

2走前の中山記念も休み明けで仕上がらず、75の低値だ。

前走の安田記念も約3ヶ月の休み明けで、能力を発揮できず74と落とした。

さて今回だが前走を叩いた分で状態は上向くだろうが、マイルG1を制してきたこの馬に阪神2200mは明らかに長く、能力が出し切れるとは思えない。また、仮に指数ベストの78を出しても能力的に足りないので、指数面から消しで良い。

追い切り分析

中3週。栗東坂路で3本、CWで1本追い切り。

坂路3本はいずれも軽めの時計。

最終の栗東坂路では6F83.1秒と緩めに入ってラスト1F11.5秒と終い重点。

叩いて前走以上には仕上がっており、仕上がり自体は良好で力を出せる出来にはありそう。追い切り評価B。

 

キセキ77

能力分析

指数ベストは3走前の有馬記念で77。

近7走指数は78→79→海外→海外→77→72→73だ。

7走前の大阪杯では78、6走前の宝塚記念79。この2走はそこそこタフなレースになっている。

この馬は、2018年のジャパンカップの超高速スケートリンク馬場で指数84の自己ベストを出している。これほど破格の指数を出せると言うことで、確実に高速マイラーだ。

したがって、スタミナが問われた大阪杯や宝塚記念ではやや指数を落としている。

4走前、3走前の海外遠征を挟んで、3走前の有馬記念でもタフなレースとなり、指数は77と平凡だ。

2走前の阪神大賞典では、大出遅れからの暴走で、スタミナを使い果たして自爆だ。

前走の天皇賞・春でも距離が長かったし、道中折り合い難もあり指数も73の低値だ。

さて、今回であるが、まずは気性難を無視して、能力面を見ていこう。今回は馬場的にも展開的にもスタミナが問われるので、高速マイラーのこの馬にとってはベスト舞台ではない。昨年の能力を維持できていたとして、79までだろう。

そして、その能力が発揮できるかだが、「発揮できない」と予想する。前走の武豊騎手を持ってしても折り合わせることが出来なかったし、能力的にもピークを過ぎていることもある。さらに実際問題、ジャパンC以降一度も80オーバーの指数が出ていないのも現実である。今回は相手強化もあるし、消しで良い。

追い切り分析

中8週。栗東坂路で9本、CWで4本。レース間隔の割にかなり乗り込んでいる。

1週前のCWでは6F81.4秒、5F64.5秒と全体時計は抜群で、1F11.9秒と伸びも充実。

最終追い切りでは栗東坂路で一杯に追って、4F51.1秒、1F12.7秒。失速ラップではあるが、全体時計は優秀だ。

追い切り面から状態は抜群で、能力を出し切れる仕上がりにありそう。

気になる点はこれまで全てのレースで最終追い切りはトラックコース(CWや芝、ポリトラック)だったのに初めて坂路追いを最終にしてきた点だ。追い切り評価はB。

 

メイショウテンゲン77

能力分析

指数ベストは3走前のダイヤモンドステークスで77。

近4走は72→77→75→71だ。

近4走はステイヤーズステークス、ダイヤモンドステークス、阪神大賞典、天皇賞・春と完全に長距離路線を進んでいる。

4走前のステイヤーズステークスでは72だが、このレースは指数以上に評価しなければいけない。まず、大外をぶん回した際に、他馬にぶつけられて大きく膨れてしまった。そして直線で絶望的な位置から鋭い鬼脚で4着まで突っ込みながらもかなり脚を余してしまった。

このように、4走前は相当酷いレースだったので指数も出なかったが、ロスを加味すると75以上の能力はあるだろう。

そして、3走前のダイヤモンドステークスでは能力を発揮できて77の高指数だ。

ダイヤモンドステークスはハイペースでレース上がりが38秒もかかるレースだったので前が潰れてくれたし、東京で直線も長かったために、能力を発揮できたと判断している。ただし、それにしても、ギリギリ差せたという感じで、普通のペースなら明らかに差し遅れていただろうなという印象を持った。

この馬の距離適性はおそらく4000m以上の超長距離で、アルバートやカフジプリンスのようなタイプの超超スタミナ馬だ。全馬がバテるような異常な馬場や展開でこそ力を発揮する馬だ。

2走前の阪神大賞典でもロンスパでタフな流れにはなっているが、根本が軽い馬場だったので、レース上がりも36.3秒にとどまっている。バテ差しタイプのこの馬にとっては適性がバッチリあったわけではなく、指数も75と平凡だ。

そして、前走の天皇賞・春では58kgを背負ったこともあるが、高速馬場ではスタミナが活かせず、指数も71と低値。

さて、今回だが、2200mはこの馬にとっては確実に短い。さらに内回りでは脚を余す未来しか見えない。さらに能力も不足しているので消しで良い。

追い切り分析

中8週。栗東坂路で5本、CWで3本。

1週前はCWで6F84.5秒とゆったり入って、1F12.3秒と終い重点だが終い自体は平凡。

最終はCWで6F82.2秒と緩めからの、1F11.8秒と鋭く伸びた。

前走と比較して特に変わり身なしで、追い切り評価B。

 

モズベッロ77

能力分析

指数ベストは3走前の日経新春杯で77。

近5走指数は71→71→77→76→72。

5走前の2勝クラスでは自己ベスト更新の71。2勝クラスとしては破格の指数で、3勝クラスレベルだった。

4走前の3勝クラスでは指数据え置きの71。とは言え、出遅れて差し遅れて指数が出なかっただけである。脚を余さなければ73程度は出していたであろうから順調に成長している。

3走前の日経新春杯は、ハンデ戦で52kgの軽斤量だった。さらに、成長分もあり指数を77と大幅に伸ばした。

2走前の日経賞では4kg増の56kgを背負ったが、指数76と健闘している。4kg増の56kgを背負って1ポイントダウンなら十分成長している。

前走の天皇賞・春では58kgを背負って、これに対応できず72の低指数だった。能力的にはG2ぐらいまでの馬かなと思う。

また、特徴として、この馬は半分以上は出遅れる馬である。能力も足りないし、出遅れリスクもあるし、消しで良い。

追い切り分析

中8週。栗東坂路で4本追い切り。

1週前は4F52.9秒、1F12.5秒とそこそこ好時計。

最終は一杯に追って、4F54.5秒と緩めに入ったが、ラップは16.0-14.4-12.0-12.1で、ラスト2F24.1秒は抜群だ。

近走と比べても状態は上向きで上積みあり。追い切り評価A。ただし、能力的に足りるとは思っていない。

 

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トーセンスーリヤ77

能力分析

指数ベストは前走の新潟大賞典で77。

近4走指数は69→68→70→77。

4走前から2走前は3勝クラスを走っており、指数は68〜70と安定傾向。定量戦では3勝クラスレベルの能力だろう。

前走の新潟大賞典では3kg減の54kgを背負い、横山和生騎手の好騎乗もあり指数を77と伸ばした。

さて、今回だが前走から4kg増に対応しつつ指数を伸ばす必要がある。能力的はまだ成長余地はあるものの、80以上までに指数を伸ばすのは不可能だ。能力面から消しで良い。

追い切り分析

中7週。南Wで5本追い切り。

1週前は5F64.1秒の全体猛時計。最終追い切りも5F65.0秒の猛時計だ。

もともと追い切りでは動くタイプではあるのだが、前走並みかそれ以上に仕上がっている。

上積みありで追い切り評価A。ただし、今回のメンバーで足りるレベルではない。

 

トーセンカンビーナ76

能力分析

指数ベストは2走前の阪神大賞典で76。

近4走指数は68→72→76→74だ。

3走前に3勝クラスを勝ち上がり指数は72と当時のベスト更新。

2走前の阪神大賞典では初の古馬重賞挑戦となったが、さらに成長分を見せて76とベスト更新だ。ただし、レースでは出遅れて後方からになったが、後方待機が展開的に向いて漁夫の利的な好走だった。

前走の天皇賞・春では斤量58kgで指数は74。阪神大賞典から3kg増で2ポイント減に留めており能力的には上昇していると言えるだろう。

今回だが、前走と同斤量だが、指数を80以上まで大幅に上昇させることは難しいだろう。基本的には能力不足で消しで良い。また、100%出遅れるというリスクもある。

追い切り分析

中8週。栗東坂路で10本、CWで2本追い切り。

一週前のCWでは6F83.9秒と全体時計は遅めで、ラスト1F11.8秒と終い重点。

最終追い切りは栗東坂路で4F52.8秒と全体時計は普通。ラップが秀逸で14.7-13.8-12.2-12.1と加速ラップ。ラスト2Fが24.3秒も優秀だ。

上積みはありそうで追い切り評価A。ただし成長分を加味しても足りるとは思っていない。

 

レッドジェニアル75

能力分析

ベストは前走の鳴尾記念で75。

近5走指数は68→68→69→72→75。

5走前の神戸新聞杯、4走前の菊花賞、3走前の日経新春杯と全く成長がなく指数安定傾向だった。

前走の大阪杯から追い切り内容が一変し、成長を見せた。上積みありで指数も72とベスト更新だ。

そして、前走の鳴尾記念でも抜群の追い切りを見せ、さらなる上昇を感じさせていた。実際、指数は75とさらにベストを更新した。

このように近走は上昇傾向である。今回だが、2kg増の58kgを背負って80オーバーまで伸ばすのは難しいので消しで良い。このまま成長すれば秋には楽しみな存在になるだろうからその頃期待したい。能力がバレないように地味に指数を伸ばす程度でいい。

追い切り分析

中3週。栗東坂路で2本、CWで2本追い切り。

1週前のCWでは5F66.0秒、4F50.9秒、1F11.9秒と4Fが抜群の時計。

最終追い切りのCWも6F80.9秒と全体好時計かつラスト1F11.9秒と伸びも優秀。

前走並みの好追い切りで引き続き状態良好。上積みもありそうで追い切り評価A。

 

ダンビュライト75

能力分析

指数ベストは3走前の京都大賞典で75。

近4走指数は72→75→50→70だ。

4走前の大阪杯では、連戦で馬体重が減っていたこともあるが、普通に乗って力負けの72。

3走前の京都大賞典では休み明けで馬体を回復させ、スロー逃げで展開利を受けて75の好走だ。

2走前のジャパンカップでは不良馬場で先行し、脚を使い果たし指数50大敗だ。

前走の天皇賞・春ではせん馬になって初戦だったが、ウッドコースで負荷をかけれなかった子もあり、最後は息が上がってしまい指数70と低値だ。

近走を見る限り、展開に恵まれて75程度だ。今回、仮に展開的に恵まれたとしてもこの指数では明らかに足りない。これ以上上積みもないし消しで良い。

追い切り分析

栗東坂路で5本追い切り。

1週前は4F52.9秒、1F12.9秒と平凡。

最終追い切りは、4F51.4秒と全体時計は優秀。

もともと動くタイプということもあるが、追い切りからは変わり身なし。追い切り評価B。

 

アフリカンゴールド73

能力分析

指数ベストは4走前のアルゼンチン共和国杯で73。

近4走指数は71→73→64→65→69。

過去のベストは11走前の兵庫特別で77あったことを考えると、せん馬になってから若干能力が低下していることになる。

さて、近4走ベスト時のアルゼンチン共和国杯では73あるが、これが現状のベストと考えると基本的に足りない。さらに、近3走は70以下の低値続きで力負けだ。

ベスト時でも足りない上に、近走低値でピークを過ぎた可能性もあるので、能力面から消しとしたい。

追い切り分析

中4週。CWで2本追い切り。

1週前は一杯に追って、6F81.2秒。最終でも一杯に追って6F80.9秒の好時計。

ただ、前走と比較しても変わり身なしの平行線。追い切り評価B。

 

アドマイヤアルバ67

能力分析

指数ベストは前走のメトロポリタンステークスで67。

近4走指数は61→48→59→67。

ベストの前走分でも足りないが、それ以外のレースでは大崩れしている。斤量も増えるし能力的に足りないので消しで良い。

追い切り分析

中7週。栗東坂路で16本、CWで3本追い切り。前走後すぐに乗り始め乗り込み量はかなり多め。

1週前はCWで6F80.4秒と全体好時計で、ラスト1F12.5秒は平凡。

最終追い切りは6F84.0秒と緩めから、ラスト1F12.0秒と終い重点。

特に近走と比べても変わり身なしで平行線。追い切り評価B。

 

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まとめ

出走全18頭の能力分析を書いた。

本命候補はクロノジェネシス。能力上位でまだ成長余地もあるし重たい馬場も合う。

対抗候補はグローリーヴェイズ、ワグネリアン、サートゥルナーリア。

グローリーヴェイズは能力最上位だが、京都大賞典の不可解な敗戦など、ムラが気になる。

ワグネリアンは能力的にはサートゥルより上、力はあるが自在性がなく取り零す可能性が高い。

サートゥルナーリアは能力不足で過剰人気ではあるが、操縦性が良く、好位でうまくレースを運べることを評価し、対抗候補においておきたい。

抑え候補がラッキーライラックとカデナ。

ラッキーライラックは力はあるものの、瞬発力勝負専門であり、持続力勝負は向いていないため抑えまで。

カデナは能力的には他5頭に1枚足りない6番手だが、人気を加味したら抑えておきたい存在。

 

出走全18頭の追い切り分析を書いた。

能力上位馬は流石の自己管理力で抜群の追い切りの馬が多く、A評価は8頭と多め。

能力分析で印を打とうと思っていた6頭に関してもA評価4頭で資格はなし。B評価のワグネリアン、カデナもそれなりの仕上がりにありそうで、この6頭の評価は不変。

あとは下位からの浮上馬だが、指数下位でA評価が4頭いるが、基礎能力が足りないので状態が良くても通用はしないだろう。最終的には能力分析で決めた6頭の中から印を決めたいと思う。

 

当日の馬場と馬体重と加味した最終予想はtwitter@K16005で投稿する。