【指数競馬】重賞予想

独自指数で重賞の芝レースを予想します

2020高松宮記念 G1 回顧

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毎日納豆を2パック食べ続けてて、この前ついに6パック一気に食ったら腸炎になった。腸内の菌が納豆菌だらけになってて腸が機能していなかったらしい。肺炎を疑ってCTと血液検査まで受けて凄い金がかかってしまったぜ。納豆は6パック食べない方が良い。

 

さて、今週は日経賞と高松宮記念を予想した。回顧を行おう。

日経賞は既に書いたので貼っておく。

www.keibashisuu.com

 

それでは、高松宮記念の回顧を行う。

初めに、事前予想を振り返る。

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そして、事前予想の指数と追い切り評価は以下である。

1位 グランアレグリア           82  A

2位 ダノンスマッシュ           81  B

2位 タワーオブロンドン        81  C

2位 ノームコア                      81  B

5位 ステルヴィオ                   79  B

6位 ダイアトニック                78  A

6位 ナックビーナス                78  A

6位 モズアスコット                 78  A

6位 モズスーパーフレア          78  A

10位 アウィルアウェイ             77  B

10位 グルーヴィット                 77  B

12位 ダイメイプリンセス          75  C

12位 シヴァージ                        75  B

12位 ティーハーフ                    75  C

15位 クリノガウディー             74  A

15位 アイラブテーラー             74  C

17位 セイウンコウセイ             73  A

18位 ラブカンプー                   65  B

ミスターメロディ             78  ドバイ遠征

ソウルスターリング          77  日経賞へ

ライトオンキュー             76  ドバイ遠征

ナランフレグ                    76  賞金足りず

ゴールドクイーン             73  ドバイ遠征

キングハート                    72  賞金足りず

ナインテイルズ                66  賞金足りず

 

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続いて、最終予想と買い目を振り返る。

◎グランアレグリア 

◯モズアスコット

▲ノームコア

△セイウンコウセイ

 

単勝 ◎  700円

馬単 ◎→3頭 各100円

三連単 ◎→◯→2頭 各100円

三連複 ◎ー3頭ー3頭

 

本線はグランアレグリア の単勝だ。

単勝は絶対の自信があったが、2番人気だし配当的には味気ない。単勝では確実に回収するが、期待値込みで馬単三連単三連複も購入することとした。

 

予想の意図を書いていこう。

まずは馬場だが、雨の影響で重馬場での開催となった。これまでの内伸びから一転して、外伸び馬場となっていた(9レースまでは)。また、雨の影響で、時計もかかるタフな馬場となっていた。したがって、時計のかかる馬場で好走できる馬を選択した。また、外伸び馬場なので内枠は軽視とした。

 

本命はグランアレグリア

指数1位で追い切り評価もA。馬体増もプラス12kgながら太め感はなく、全て成長分と判断した。タワーオブロンドンとダノンスマッシュが人気を吸ってくれたので単勝4.1倍は美味しかった。重たい馬場は若干気になったが、能力的にも抜けているし、距離短縮ならば問題ないだろう。優勝想定ラインの81で走れるとして本命にした。

対抗はモズアスコット

芝での指数は近4走では78。たが、過去には安田記念を81で制しているので能力はあることに間違いない。近走のダート2戦の充実ぶりから、芝でもベスト時に近い走りが出来るのではないかと思った。また重馬場でパワーが要る芝では、ダート的な要素も活きるし、80ほどで走れると判断して対抗とした。

3番手評価はノームコア

過去に指数81で走ったことがある。常に80オーバーが出せる馬ではないが、雨で外も伸びるようになっているので、大外枠は悪くない。スピードについて行けさえすれば、確実に脚を使ってくれる馬である。80近くは出せると判断して3番手評価。

4番手評価はセイウンコウセイ

近3年の高松宮記念は80→77→77と高値安定傾向。今年は追い切りが過去にないくらい超絶抜群に良く、渋った馬場も合っている。昨年より指数と伸ばして80近くは出せるとして4番手評価にした。


ここまでが、だいたい78ぐらいをボーダーにして選択した4頭。持ち指数がこれより上の馬で、指数を落とすと判断して消した馬について理由を書く。

指数81のダノンスマッシュ

前走超絶抜群の仕上がりで81だった。今回は斤量1kg増と馬場悪化、追い切りも前走より悪く、78以下に落とすとした。

指数81のタワーオブロンドン

事前予想で書いた通り、血統面を精査してピークを過ぎたと判断。さらに、追い切りからも叩きが足りないとし、78は下回るとした。

指数79のステルヴィオ

追い切りも良くベスト近い指数は出せるだろうが、近走2走続けて出遅れていることを懸念した。内側の馬場も良くないし、出遅れて後方からになって包まれたら厳しそうなので、78を下回るとした。

指数78のダイアトニック

指数ベストから1kg増。追い切りこそ抜群に良かったがG1では足りないと判断した。

指数78のナックビーナス

追い切り抜群ながら、良績が中山(3,7,0,1)に集中しているため、中京ではベストは出せないとした。

指数78のモズスーパーフレア

追い切り抜群ながら、生涯指数1位から3位が全て中山。中山はスタート後の下り坂があるので、スピードに乗りやすいのが合っているということだ。中京では合わないし、持ち味のハイペースのタイムトライアル戦をやっても沈むだけと考えた。指数を落としてくると判断して消し。

 

結果は、

1着 モズスーパーフレア 無 (2着入線)

2着 グランアレグリア ◎ (3着入線)

3着 ダイアトニック 無 (4着入線)

4着 クリノガウディー 無 (1着入線降着)

5着 アイスバブル 無

 

と言うことで、全て外れだ。

 回顧では、各馬券が外れた要因を中心に検討していこう。

 

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レース内容

まずは、レースを振り返る。

馬場は時計のかかるタフな馬場で、勝ち時計は1分8秒7。過去5年と比較しても最も時計がかかっている。時計のかかるレースで好走できるかがキーポイントとなった。

ラップタイムは、12.1 - 10.8 - 11.3 - 11.4 - 11.2 - 11.9。

前半600mー後半600mは34.2秒ー34.5秒だ。字面のラップは前傾だが、中京1200mは前半600mはほぼ下り坂、後半には上り坂があることを考えると、平均ペースからややスローペースと言ったところか。

短距離戦で平均からスローペースでは、先行馬が普通に押し切れるレースである。事前予想では、モズスーパーフレアが飛ばして逃げると思っていたので、スローに落としたのは想定外であった。このように展開予想を外したことが原因で、馬券も不的中となった。詳しくは各馬回顧で書いていこう。

モズスーパーフレアだから飛ばして逃げるでしょってのは、早計すぎたかもしれない。そりゃ誰もついて来なければペースを上げる必要はないよな。人気薄でもあったし、誰もついて行かずにペースが落ちることは懸念する必要があった。

また、4着(1着入線降着)のクリノガウディー、1着(2着入線)のモズスーパーフレア、3着(4着入線)のダイアトニックは内を伸びてきた。9レースまでは明らかに外伸びだったのだが、11レースでは内伸びに変わっていた。雨が止んで内側から水が捌けていったということだ。ここの見極めにも失敗してしまったが、こればかりは難しい。これまでの内伸びから、雨で外伸びになって、乾いて再び内伸びになったりと、馬場読みが非常に難しいレースだった。

したがって外れた要因は、外差しが決まるとしたのに、内のインにいた馬で決まってしまったことだ。

 

レースの質としては、力のいる馬場でのスピード適性(いわゆるパワー的な要素)が問われたレースになった。レースレベルとしては、勝ち馬モズスーパーフレアの指数は77。優勝想定ラインの81には遠く及ばない。ただし、2着のグランアレグリアは上がり補正が入って指数は81だ。優勝想定ラインの見積もりは想定通りと言える。それでは、各馬の回顧を行なっていこう。

 

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1着 モズスーパーフレア (2着入線) 

「追い切り抜群で、マイペース単騎逃げ。内伸び馬場もあり勝利できた。」

最初にレースを振り返る。好スタートを切り楽に逃げることが出来た。後続も付いてこなかったため、スローに落とすことが出来た。そして、内の経済コースを通ってそのまま押し切るレースで、かなり恵まれたと言える。

好走要因は3点ある。

まずは追い切りが抜群に良かったことがある。前走のシルクロードステークスからは間隔も開いており、万全の体制でここに向けて調整することができた。追い切り評価をSとしたいほどと評していた。

2点目の好走要因は、単騎の楽逃げながら平均からスローペースのラップを刻むことができた点。好スタートから、2番手に2馬身程度離した楽逃げで、かなり楽な競馬が出来た。

3点目の好走要因は、9レースから11レースの間で内側の馬場が乾き、外伸びから内伸びにシフトしたこと。

これら3つの要因が組み合わさって悲願のG1勝利となった。

今回、この馬の指数は77であった。これまでの指数ベストは78であるので、これほどの好走要因が揃ったのにも関わらず、指数ベストを更新できなかった。

それは、これまでの指数1位から3位が全て中山1200mだったように中山巧者であるので、中京は得意というわけではないため。また、高速馬場のスピード勝負が得意なので、今回のようなタフな馬場も本質的には合わないため。これら2つが指数を落とした要因だ。

このように、3つの好走要因と2つの凡走要因が合わさって、結果的には指数は77とぼぼベスト程度の指数となった。かなり複雑だが、おそらくそんな感じだと消化している。

そして、今回の指数は77での勝利なのだが、77ではG2レベルであり、この指数でG1を勝利できたのは、かなり恵まれている。指数上位が取りこぼしたため、この低指数で勝てたということだが、その要因は取りこぼした馬のところで書くことにする。

今後はと言うと、今回は指数77の低値だが、今回の好追い切りで、仮に中山の高速馬場ならば80ほどは出せるのではないか。スプリンターズステークスまでこの状態が維持できれば、その時は狙いたい。

 

2着 グランアレグリア (3着入線)

「スローペースを差し切ることが出来なかったが能力は示せた。」

指数ベストは前走の阪神カップで82。今回は81だ。

モズスーパーフレアと同タイムだが、モズスーパーフレアは77でグランアレグリアは81だ。つまり、上がり補正が4ポイント入ったと言うことだ。上がり補正のロジックについてここでは詳しくは書かないが、ラスト200mの上がりタイムで補正が入ることで正確な指数となっている。グランアレグリアの方が、ラストの伸びが良かった、すなわち余力がある言うことであり、これが上がり補正となるのだ。もっと砕いて言うと、グランアレグリアは他の上位馬とは明らかに次元の違う脚で突っ込んできており、誰がどう見ても一番強いのはグランアレグリアである。それを定量的に評価したのが上がり補正だ。まあ、指数の算出方法はあまり気にしなくて良い。

さて、今回は81で走れており、指数ベストの前走から1kg増を考えると事実上の自己ベストと言える。

また、タフな馬場も問題なくこなせており、1200mでは折り合い不安もなかった。追い切りも抜群で81で走れればここは楽勝のはずであった。

誤算だったのは、ペースが流れなかったことと、内伸び馬場になったこと。緩いペースで後方からになってしまったので、物理的に不可能な位置からの追い込みとなったことが敗因である。むしろ、あの位置から勝ち負けまで追い込んでくることが異次元である。今回は、ダノンスマッシュとタワーオブロンドンが人気を吸ってくれたおかげで、勝ち確定の馬が単勝4.1倍もついており、ここで取り零したくはなかったところだ。今回で強いのがバレたので、次のG1では2倍を切るぐらいになってしまうだろうな。取るならここだったので、悔やまれる2着だ。

レースを振り返る。

出たなりの位置でレースを進め、直線で外に出す王道競馬であった。ただし、初の1200mで出たなりでは、中段より後ろ目の位置取りとなってしまい、今回のような緩いペースでは物理的に届くことはなかった。あと5mあったら勝っていただろうから、僅かな差での敗戦だ。

さて、今後はと言うと、今回馬体増で成長分を見せたように、まだまだ上昇途上だ。指数も安定して80オーバーで走れるだろうから、どのG1でも本命候補となる。ただし、今回は1200mなので折り合いがついたが、マイルで折り合いがつくのかについては、検討の必要があるだろう。また、休み明けでこの2走は好走していることから、間隔を空けながら走るのが良いと言うことだろう。

 

3着 ダイアトニック (4着入線)

「追い切り抜群で自己ベストタイの走りができた。」

指数ベストは4走前のスワンステークスで78。今回も指数は78で自己ベストタイの走りが出来た。今回は4走前からは1kg増である。また、今回はクリノガウディーの斜行でブレーキをかけており、不利がなければ指数79ほどは出せているだろう。実質自己ベスト更新と言っていい。

好走要因としては、追い切り自己ベスト更新で、過去最高に状態が良かったこと。内伸び馬場が合っていたこと。タフな馬場が合っていたことの3点だ。

3点目に関してだが、これまで1400mや1600mを主戦にしてきた馬なので、距離短縮でスピードレースになってはスピードに対応できない可能性があったので、時計がかかって1400mのような適性が問われるレースとなったのは良かった。

このように、3点の好走要因があっての自己ベストとなった。この好走要因の中で最も大きいのが、追い切り抜群であることだ。ここへ来て本格化したと考えて良い。今回は内伸びを判断できなかったのもあるが、メイチ仕上げによる上積みを適切に評価してやることが出来ずに無印としてしまった。

レースを振り返る。

内枠から先行して、4番手のインでじっと脚を溜め、直線で弾けさせる競馬だった。経済コースから伸びる内を通っており、勝てる位置取りであったが、クリノガウディーの斜行により直線で狭くなってしまった。スムーズなら勝ちまであったと判断されたから、クリノガウディーが降着となったわけであるので、本当に勿体無い敗戦となった。

今後はと言うと、ここへ来て更なる上昇を見せており、次走も楽しみである。これまでは、G2までの馬かなと思っていたけど、G1でも面白そうになってきた。距離は1400mがベストなので、そこそこタフな1200mか、高速馬場の1600mぐらいが丁度良いだろう。

 

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4着 クリノガウディー (1着入線)

「短距離は合っている。左回りで内に持たれる癖が出てしまった。」

レースを振り返ると、好スタートから3番手の好位置を取れた。ロスなく回り直線でも内を伸ばすことで、1着入線だ。

今回は、距離短縮で大幅上昇で指数は78の自己ベスト更新。マイルで終いが甘くなるところが多い馬だったので、距離短縮がプラスに作用した。スタートも出脚もある馬なので、1200mのペースについていくことも容易だった。3番目の位置で先行できたことも、直線内を走れたことも好走要因だ。追い切りも抜群に良かったし、中京記念での2着もあるように中京競馬場は合っていることも好走条件だ。

ただし、1着入線ながら指数は78とG2レベルだ。G1レベルでは無いので過剰評価はしないように。

斜行についても触れておこう。結果的に1着入線ながら、斜行で降着となってしまった。2走前の東京新聞杯でも内に持たれることで、詰まってしまうことがあった。前走の阪急杯では真っ直ぐ走れていたので、左回り特有の事象として覚えておきたい。

今回で短距離への適性を示したし、スタートからスピードに乗るのも得意な馬であるから、高速馬場の1200mになっても大丈夫だろうから、短距離を中心に走って欲しい。

 

5着 シヴァージ

「後方で脚を溜めることができたが、取りこぼしてしまった。」

芝に転向してからの近3走69→73→75で、今回は76とベストを更新した。斤量は1kg増加の中で、1ポイント上昇と、順調に成長中したと言える。

また、近2走は時計のかかる馬場で好走が続いていたので、今回雨が降って馬場が重くなったのはプラスであった。

レースを振り返る。

これまで通り、後方に位置取る差し競馬だ。今回のような緩いペースの内伸びでは取りこぼしてしまったが、グランアレグリアと同様の上がり最速の脚で突っ込んできており、強い内容だったと思う。

今後はと言うと、ここ3走は1200mだが、いずれも時計のかかる馬場であった。スピードレースへの対応は未知なので、高速馬場は試金石になるだろう。また、脚質は差しなので、短距離では取りこぼしが多いだろう。指数76ではG3も勝てるレベルだが、印を打つかどうかは馬場や展開次第という馬である。ただ、成長中ではあるので、上昇分次第では更に期待できる。

 

6着 グルーヴィット

「距離短縮はプラス。成長分もあった。」

指数ベストは斤量52kgだった4走前で77だ。今回は57kgを背負って76なので、斤量を考慮すると成長中と言える。

また、前走の大敗で、今回は完全にノーマークだったが、前走は1分35秒8もかかるマイルでかなりタフで凡走。今回は距離短縮で好走ということからも、マイル以上で時計のかかる馬場はマイナスと言うことだ。適性は高速マイルや、タフな1200m戦ぐらいだろう。

レースを振り返る。

後方待機からシヴァージと併せ馬のように鋭い脚で突っ込むも、脚を余して6着まで。

ただ、今回で斤量増にも対応でき、適性もはっきりした。1200mでは位置が取れなかったので展開次第にはなるが、マイルでは先行可能な馬である。76ではG3も勝てるレベルなので、高速マイルなど、条件が合えば狙いたい。また、成長中でもあるので上昇分次第では更に上も狙えるだろう。

 

7着 セイウンコウセイ

「馬場も展開も完璧な競馬ができたが伸びなかった。」

追い切りが過去最大級に良かったし、重たい馬場も合っていたので印を打った。

レースは、好スタートから2番手の位置を取れ、楽な展開だった。

しかし、全然伸びずに、指数は73の低値だ。近3年の高松宮記念では80→77→77だったので、今回の追い切りならばベストに近い指数が出せるのでは無いかと思ったのだが、全然ダメだった。中京でこの指数ではピーク落ちと言わざるを得ないだろう。

追い切りは良くても、1年経つ間にレースでは好走できなくなっていたと言うことだ。

今後はと言うと、中京で好走できなくてはもう買うべきところはない。

 

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8着 ティーハーフ

「高松宮記念だけは好走できる。」

指数ベストは4走前の高松宮記念(2019)で75。近4走指数は75→59→66→68なので高松宮記念だけ好走していることになる。

今回の指数は74で、この馬の近走の指数を見ると好走と言って良い指数だろう。10歳馬ながら17番人気8着は大健闘と言って良いだろう。

今後はと言うと、中京1200mのG3、CBC賞を使うのはどうだろうか。高松宮記念では足りなくてもG3なら展開次第では何とかなる指数だ。

 

9着 ステルヴィオ 

「好位置から伸びを欠いて原因が不明だ。」

指数は71の低値。追い切りも負荷をかけれていて良かったし、1200mもこの馬場なら対応できるはずだ。位置取りも良く能力的に考えてもあそこから伸びてくるはずである。したがって、なぜここまで指数を落としてきたのか確信が持てない。

強いて言うならば、休み明けから仕上がるタイプの馬なので、中4週で追い切りをやり過ぎた点がマイナスにでたとかそんな理由しか思いつかない。これで、無ければ馬がピークを過ぎて劣化が始まったと言うことか。この一走の敗戦では、原因を特定できないので、次走は一度静観して敗因をはっきりさせたい。

 

10着 ダノンスマッシュ

「前走メイチで走り過ぎたし、タフな馬場はマイナスだった。」

この馬の人気、実績から見ると、明らかに凡走だ。

凡走要因はたくさんあるので、全て書いていこう。

①出遅れたこと。(事前)

②出遅れをリカバリーして若干かかり気味だったこと。

③追い切りパターンの変更で、メイチだった前走より状態が悪い。(事前)

④前走走り過ぎだし、前走から斤量1kg増。(事前)

⑤高速馬場の方が得意なので、タフな馬場はマイナス。(事前)

以上の5点が原因で指数を大幅に落とした。この内、(事前)と書いている4つに関してはレース前に分かっていたことなので、人気ながら自信を持って切ることができた。まあ、当たってないから人気馬を切れたとか関係ないんだけどな。

今後はと言うと、能力はあるし、休み明けでも走れるので、一度間隔を開けてリフレッシュしてから次走に向かうと良いだろう。ただ、ゲート練習をしても出遅れているしこれはもう治らないだろう。短距離で出遅れは致命的なので、評価はしにくい。

 

11着 アウィルアウェイ

「展開が向かない中で差し切るだけの力はなかった。」

指数ベストは前走のシルクロードで77。近4走は68→73→71→77と基本的には上昇中の4歳馬だ。この流れならG1でも好走できてもおかしくはないはずだが、今回は大凡走だ。

要因としては、アウィルアウェイのコメント通りだ。事前予想では、前走は外差し優勢馬場とハイペースの恩恵を受けて77と好走しただけで、指数ほど評価はできないと言っていた。

この通り、前走はフロックであり、流れが向かなければ今回のように凡走しても驚きはない。

今後はと言うと、ここから成長分が無ければ展開次第の馬で終わるだろう。ただ、まだ上昇余地はあるだろうから、今後に期待というところだ。

 

12着 タワーオブロンドン

「ピークを過ぎていた。」

この馬の凡走要因は事前予想で言っていることが完全に当たっていると思う。

事前予想では、血統面を精査した結果、ピークは過ぎていると判断して消したのだが、ここまでの負けっぷりを見ると完全にそうだと確信した。追い切りも悪く叩きも足りなかったし、ピーク落ちもあり自信を持って消すことができた。

今回の血統予想に関しては、かなり見事な読みだと自画自賛したい。完璧な血統予想が披露できたので見返して欲しい。「」で囲った部分が事前予想の一部である。

「続いて、ピークを過ぎていることに関して、血統から判断していく。まず、この馬の父レイヴンズパスだが、3歳でG1を2勝を上げており、どちらかというと早熟傾向だ。

この馬の産駒も基本的に仕上がりが早い傾向である。また、タワーオブロンドンと同型の母を持つスティーラーと言う馬がいた。スティーラーは母系にシャーリーハイツ系を持つレイヴンズパス産駒という点ではタワーオブロンドンとは血統がほぼ一緒だ。このスティーラーと言う馬は、2歳時に重賞勝利を上げG1でも3着に入るなど、(3,2,1,0)と好走している。一方で、4歳以降は(0,0,1,5)と凡走続きだ。このように、スティーラーに関しては早熟でピークが短い馬という認識で良い。同型のスティーラーを参考にすると、タワーオブロンドンも4歳夏まででピークを迎え、ピークが短く状態が落ちている可能性も大いにあると思う。」

さて、今後はというと、ピークを過ぎていると判断できているのでもう買うことはないだろう。

 

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13着 モズアスコット

「位置取りが後ろ過ぎて物理的に届かなかった。」

追い切り抜群で状態は良かった。外差し馬場と予想したこともあって対抗とした。

ただ、結果的には緩いペースかつ内有利となり、この馬自身は直線で最後方からの追い込みになった。上がりは33.7秒で一応脚は使っているのだが、あの位置からでは上がり32.5秒が必要であり、物理的に不可能なレースであったと言うことだ。

展開予想要因の不的中だ。あとは、ダートでの好走から芝でも走れるとしたのは少々やり過ぎだったとも思う。ダートと芝の関連について深く考えずに、印を打ったことを反省している。

今回は位置取り要因の敗戦だが、仮に前に位置取れていても、フェブラリーステークスのような圧巻のパフォーマンスにはほど遠いだろう。また、安田記念よりもフェブラリーステークスの方が能力は示しており、ダートに適性があることは間違い無い。本来ダート馬だが、能力だけで安田記念を勝ってしまった馬なので、今後はダート路線に戻ると良いだろう。

 

14着 ナックビーナス

「中京では能力が足りなかった。」

持ち指数は78と強い馬なのだが、中山競馬場1200mだけ(3,7,0,1)と好走している馬であるし、昨年も高松宮記念で14着と大敗しているように舞台もあっていない。中京では能力的にG1を戦える馬ではないので、能力が足りなくて凡走しただけである。

今後は、中山芝1200mなら引き続き狙うが、他の条件では買いにくい。

 

15着 ノームコア 

「ピーク落ちか、重馬場が厳しかったかのどちらかの理由で敗戦した。」

1200mなので位置は取れないのは分かっていたが、予想時点での外差し予想ならば確実に脚を使うとして3番手評価とした。

ただ、結果的には内伸び先行有利レースとなり、直線後方からでは勝負になる位置取りではなかった。ただし、後方からでも結局伸びてはいないので、位置取り以前の問題だろう。

敗因として考えられるのは、ピークを落ちているか、重馬場が厳しかったかの2択だ。

ピーク落ちに関しては、休み明けのこの一戦だけでは判断できないので、次走持ち越しだ。

重馬場が厳しかったかに関しては、1200mなら多少重くても走れると思っていたのだが、そうでない可能性も出てきた。ヴィクトリアマイルを1分30秒5で勝った時の、1200m換算タイムは1分7秒9であるが、今回は勝ち時計で1分8秒7だ。1200mの今回の方が時計がかかっており、1200mと言えど重馬場に対応できなかった可能性がある。この点の考慮が足りなかった。

今後は、やはり超高速馬場という得意条件のみに絞って馬券を狙っていきたいところである。

 

16着 ラブカンプー

「能力が足りなかった。」

近走は低値安定傾向の馬であるが、今回も変わらず低値だった。能力的に足りていない。今後も買うことはない。

 

17着 ダイメイプリンセス

「能力的にも足りていないし、夏以外は走らない。」

11月から3月の5ヶ月では(0,1,0,13)と結果もついてきていないし、指数も低値安定傾向だ。仮に夏でも指数的に足りていない馬なので、今回は納得の大敗だ。今後は、夏になって状態が維持出来ていれば、まだ狙う可能性はある。

 

18着 アイラブテーラー

「前進気性を欠いてしまった。」

今回、テンションが上がりすぎないようにとの意図で、最終追い切りを実施しないという異例の選択をしている。結果としては、テンションが上がり過ぎないどころか、全く走る気が無く、最終追い切りをやらなかったことがマイナスに作用してしまった。

今後はというと、キャリアも浅くまだフレッシュであるから精神面が安定すればまだ上昇余地はある馬である。今後の成長に期待の一頭だ。

 

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総括

今回のレースで一番強いのは、誰がどう見てもグランアレグリアである。

結果的には単勝を外してしまったが、タワーオブロンドン、ダノンスマッシュを切ってグランアレグリアを本命にしたことは、能力分析的には本質を見抜けているのではないだろうか。良い予想が出来たと思うし、指数1位のグランアレグリアが一番強いレースをしたことからも、指数の精度も問題なかったと言える。

そのグランアレグリアだが、想像以上に内伸び先行有利になったことで取り零す結果となった。人気を吸ってくれたタワーオブロンドン、ダノンスマッシュを自信を持って消すことが出来たのは良かったし、グランアレグリアの単勝で4.1倍もつく美味しいオッズとなったのだが、取り零しては何の意味もない。グランアレグリアが異次元なのは今回でバレてしまっただろうから、今後は4倍なんてオッズで買えることはないだろうから勿体無かった。

ペースが流れないことに関しては、モズスーパーフレアの人気的にもあり得ることだが、全く考慮せずハイペースと断定してしまった。最終的にハイペース予想にするにしても、スローの可能性を一考しておくべきだった。また、最終的には内伸び馬場と天気の影響でコロコロ変わるような馬場は読むのが難しかったが、こちらは予想難易度が高く、仕方ないと判断する。

印を打った他の3頭に関しては、不安要素もある中で期待値も込みで選択したがいずれも大敗という結果になった。個々の要因は反省して次に活かしたい。

今回の敗戦を野球で例えると、深い当たりの外野フライで犠牲フライになるかと思いきや、強風で押し戻され、浅い当たりになり、3塁ランナーが帰還できなかった感じか。能力予想は良くても外的要因(ペースと馬場)で外れたのを表現した。

上位馬の考察を簡単に振り返ると、タイム差なしの4頭の内、グランアレグリアだけが異次元の脚で突っ込んできているが、他の3頭は緩いペースと内伸び馬場の恩恵を受けており、恵まれたレースだったと言える。グランアレグリア以外はG1レベルとは言えず、短距離界のレベルに疑問符がつく一戦となった。

 

今後

今回、G1級の指数を出せたのはグランアレグリアのみ。ダノンスマッシュとタワーオブロンドンが終わった今、短距離界はグランアレグリアの1強となった。短距離ならば全て本命にしても良いぐらいだ。強いて言えば、短距離のペースに慣れたことでもう少し位置を取れるようになれればより安定するだろう。

1着のモズスーパーフレアも中山限定ならばG1級。スプリンターズステークスではグランアレグリアとの2強と言っても良いだろう。

3着ダイアトニックは直線不利を受けながら自己ベスト更新と、今後が楽しみである。

4着クリノガウディーも距離短縮で短距離への適性を見せており、成長余地もあることからも今後が楽しみである。5着シヴァージ、6着グルーヴィットも成長中で今後に期待だ。

下位からは、楽しみな馬が特にいなかった。モズアスコットはダートで、ノームコアは超高速馬場でもう一度見てみたいぐらいか。

 

これにて、高松宮記念の回顧を終了する。

来週は、ダービー卿チャレンジトロフィーと大阪杯を予想する。

大阪杯は、現状ではダノンキングリーとワグネリアンだ。