【指数競馬】重賞予想

独自指数で重賞の芝レースを予想します

4.栗東坂路追い切りで加速ラップだった馬の馬券成績

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栗東坂路で加速ラップを踏んでいる。すなわち坂路4Fで、

14.5-13.8-12.7-12.2

みたいなラップを踏んでいるということは、最後まで伸び切れていることや、まだまだ余力があることを示しており、好追い切りの基準として扱われる。だが、果たして馬券を買った時に本当に儲かるのだろうか。調べてみた。

 

今回は、2020年1月の古馬、芝、3勝クラス以上を対象に調査した。レース数が多くなると大変なので普段予想している範囲に限定させてもらった。対象は以下の15レースとなった。

また、加速ラップの基準だが、全てのハロンタイムで0.1秒以上加速している場合を対象とした。また、追い切り評価はすべて最終追い切りで行なった。対象馬は全部で46頭であった。それらすべての馬の人気と着順を以下に示す。

 

栗東坂路最終加速ラップの人気と着順

サンライズS 3勝クラス

対象馬なし

中山金杯 G3

1着トリオンフ2人気

3着テリトーリアル11人気

4着ノーブルマーズ10人気

10着ギベオン4人気

京都金杯 G3

1着サウンドキアラ3人気

2着ダイアトニック2人気

3着ボンセルヴィーソ14人気

9着オールフォーラヴ9人気

10着メイケイダイハード18人気

12着ストロングタイタン11人気
15着マイネルフラップ17人気

16着メイショウショウブ7人気

17着カテドラル1人気

18着ハッピーグリン10人気

カーバンクルS OP

7着ロジクライ6人気

新春S 3勝クラス

1着クライムメジャー7人気

2着ユニコーンライオン3人気

4着メイショウオーパス1人気

5着ワンダープチェック5人気

万葉S OP

4着レイホーロマンス10人気

6着アイスバブル3人気

13着イペルラーニオ11人気

15着レトロロック15人気

迎春S 3勝クラス

対象馬なし

淀短距離S OP

4着シヴァージ2人気

10着イベリス6人気

12着メイショウメイケイ14人気

14着ティーハーフ10人気

寿S 3勝クラス

2着アシュリン4人気

10着タガノアスワド5人気

ニューイヤーS OP

1着ジャンダルム3人気

7着グルーヴィット1人気

愛知杯 G3

2着アルメリアブルーム5人気

3着レイホーロマンス11人気

4着フェアリーポルカ6人気

5着センテリュオ1人気

9着サラキア3人気

16着ランドネ12人気

初富士S 3勝クラス

9着テーオービクトリー8人気

日経新春杯 G2

2着レッドレオン5人気

12着チェスナットコート12人気

14着サイモンラムセス14人気

岩清水S 3勝クラス

1着ドナウデルタ1人気

2着アクアミラビリス2人気

8着タイキサターン8人気

12着コロラトゥーレ16人気

AJCC G2

5着サトノクロニクル8人気

 

以上が加速ラップを踏んでいた46頭の人気と着順だ。さてここからはこのデータをもう少し精査していこう。

 

単勝回収率

続いて単勝回収率。全46頭の内、勝ち馬は5頭。46頭の単勝を100円ずつ買っていた場合、払戻金額は3450円。4600円投資に対して回収率は75%。単勝の平均回収率には及ばない。ただ、二桁人気の馬も17頭入っていて、これらの馬は追い切りが良くてもそもそも能力が足りないのだ。勝てそうもない二桁人気の馬の単勝を買うというのはどうしても無駄に思える。仮に一桁人気だけの単勝を買うとすれば、対象は29頭。払戻金額は変わらず3450円で回収率は119%だ。

したがって、2桁人気などの能力的に勝てないような馬は、追い切りがいいだけでは走れないが、そこそこ人気するぐらいの実力があれば、加速ラップを好評価するのは有効であることが示された。

複勝回収率

続いて、複勝回収率。全46頭の内、3着内に来た馬は全部で14頭。46頭を100円ずつ買っていた場合の払い戻し金額は、5440円。複勝回収率は118%だ。単勝の場合2桁人気の馬が勝ち切るのは厳しかったが、複勝の場合、2桁人気でも3着までならなんとかなるということだろう。

したがって、複勝の場合でも加速ラップを好評価するのは有効である。

 

総括

栗東坂路で最終追い切りを行い加速ラップを踏んでいた馬を買った場合、

単勝回収率は75%。ただし、一桁人気に限定すると119%。

複勝回収率は、118%。

したがって、栗東坂路で加速ラップを踏んでいた馬を好評価することは有効である。

 

今回は単純なフィルタリングで買った場合だが、競馬の回収率70%-80%を大きく超える結果となった。おそらく大半の人は、真面目に予想するよりこっちの方が良いという悲しい現実だ。(特に調教予想家にとってはさらに悲しい現実だな。だって加速ラップか確かめるだけの作業に、今までの分析が否定されるわけだから。(もちろんこれまでで120%を超えている人は関係ない))

 

また、このデータをそのまま買っても有効なのだが、それだけではもったいない。指数だったり、馬場読み、展開読みなど様々なメソッドの中の単なる一つのメソッドとして扱いたい。他の予想メソッドも強化することで、相乗効果が期待できる。

 

また、追い切りに関してだけを見ても、もっとフィルタリングすることでさらに成績を向上させることができる可能性がある。例えば、加速ラップを踏んでいる馬の中で、ラスト2Fのタイムが25秒を切っている馬に限定するとか、全体時計が53秒以内とか、馬也で加速ラップとか、いろいろ試すこともできるだろう。何が有効かいろいろ調べてみるのも面白いと思う。レースを予想するより、データを分析することが有効ということもあるし、データ分析はそのレース限りではなく一生使えるからね。

いや、一生は言い過ぎか。みんながそれに気づいてしまって、過剰人気になったら終わりだな。

 

まあ、今回は1月に限った話であるので、他の要因があるかもしれない。例えばタフな時期なので、タフな馬場×加速ラップがたまたま有効だったとかね。なので、もしかしたら高速馬場では有効にならないとか、夏競馬だと有効にならないとか、ダートだと有効にならないとかもあるかもしれない。とは言え、追い切りが良いということは、状態が良いということだから、1年通して有効だとは予想している。いつか、1年間のデータをすべて取って、全季節、全馬場状態、全競馬場で有効であることを示した完全版を執筆したいところだ。美浦坂路、CW、南Wなどもいつか分析してみたい。

それでは。